【歌詞】
[Narration Part]
日が沈んだ漆黒の空、
数多の光る星に混ざって光を放つ月。
その光に照らされる地上の上に
長く延びた陸路を4台の車が走り抜けていく。
その4台の車のハンドルを握るのは、
スピードという快楽に浸る4人の女だった。
*
[Miku Part]
夜の闇が包み込む中
ヘッドライト照らして走る
ベイサイドのハイウェイの横
灯りともす船が浮かぶ
[Yukari Part]
カーステレオ、ボリューム上げて
思い切ってアクセル踏んだ
長く続く旅路の果ての
まだ知らない場所を目指す
[CUL Part]
出会いと別れを繰り返し
現在(いま)というものがある
生きることは一度過ぎた場所
そこへ引き返せない
時間(とき)というアクセル
[Miku.Yukari.CUL.IA Part]
止まることの出来ない
スピードに身をまかせて
フロントガラスの向こう
空から光を放つ満月
* *
[Miku Part]
建ち並んだビルの間を
駆け抜け合う数多の光
[Yukari Part]
飛び交い合うエンジンの音
言葉交わす恋人たち
[CUL Part]
破れた恋が鎖になり
強く縛りつけてる
[IA Part]
この激しい走る快楽で
断ち切ってしまいたい
果てしなき彼方へ
[Miku.Yukari.CUL.IA Part]
眠りを知らない街
その光の海の中
泳ぐように駆け抜ける
その目に見えないほどのスピードで
* * *
[IA Part]
静かに吹いた風に
揺れる髪を掻き上げて
[CUL Part]
夜空を見上げていたの
夜空は
[Yukari Part]
変わらないから
[Miku.Yukari.CUL.IA Part]
流れる景色の中を
どこまでも走り抜ける
それぞれの異なる過去
そこから遠く離れたあの地へ
[Narration Part]
それぞれの苦い過去を持った4人の女。
そんな彼女たちが浸ったハイスピードの快楽は、
その過去に強い逆風を当てて吹き飛ばしていく。
たとえそれが一時的なものだったとしても、
今の彼女たちの心の中は、あらゆる干渉をただ拒絶するだけだった。
そして、彼女たちはそれぞれ4台の車に乗り、
再び夜のハイウェイを走り抜けていく。
00:00 / 04:33
Night Pleasure
夜のハイウェイを駆け抜ける4台の車
その車のハンドルを握るのは、スピードの快楽にその身をゆだねる4人の女だった。
初音ミク、結月ゆかり、CUL、IAのユニット「m.y.c.i.」第3弾。
2014年5月5日に一度は公開した曲が9年の時を経て、結月ゆかりがソングに参加した新生m.y.c.i.作として、同時に2023年初音ミク誕生祭作品として正式公開し、同時に動画も公開。
また、ナレーションパートで小春六花が、コーラスでSynthesizerVのMaiが新たに参加した。
【関連ファイルについて】
2014年当時に完成して公開したバージョンを収めてあります。
当時は、結月ゆかりは歌に参加しておらず、ナレーションパートをしていました。
またコーラスパートは初音ミクがしていました。
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想