【桃音モモ オリジナル】　ちいさな大樹

久しぶりの投稿です。
ニコニコにもＵＰの予定なのでぜひそちらも＾＾

イントロが長い...

作詞・作曲・編曲
質量を持つ残像

「ちいさな大樹」

絵本みたい
小さな空の下
触れてた手が
離れたあの頃

愁いの言の葉
まだ枯れず
今年も木陰を
作ってる

一緒に種を
まいたはずなのに
二人の思いを
込めたはずなのに
一人の涙で
育ってゆく

“どうして...ねぇどうして...”


いつの日か
「誰かのための立派な樹じゃなくて
　二人のための少しの“木陰”でいい」
君は強く願っていた
だけどいま強く根づく
想いは...


もう大きくなりすぎた
涙を与える必要もない
なのに止まらない雫がある
もう何も実らないはず
でも枯れないでココに立つ
いつづける

この木は何を伝えたいの？
どんな思いを言の葉に込めるの？
枯れてほしいはずの思いが
君の願いを作ってる



「二人のための木陰じゃなくても
　あなたのための
　小さな支えになってくれればいいの」
そんな声が聞こえた気がして
また世界が
滲む
澄んでく
美しくなる


僕の中から君が消えてもさ
僕の中の思いはもう枯れてくれないの
『一人のための少しの支えじゃなく
　永久にある小さな愛でいい』