ひさしぶり、また来てくれたんだ。
さいきん寒いけど、風邪ひいたりしてないかな?
新しい曲が書けたんだ。
またぼくが歌うのかな。
きみのことが好きだから、
きみのことが大事だから、
きみの幸せを、望んでなくちゃいけないはずなのに、
きみが他のだれかに宛てた曲を、ぼくが歌うとき、
この曲がぼく宛てだったらよかったのに、
なんて、思ってしまうんだ。
そんなに申し訳なさそうな、
顔をしなくても、いいんだよ。
ぼくはきみの歌、好きだし、
歌わせてもらえるだけで、嬉しいから。
ねえ、きみはぼくなんかより、
だれか他の子と一緒のほうが、
幸せになれるから、
楽しそうに笑うから、
ぼくは、このままで、いいよ。
きみのことが好きだから、
きみのことが大事だから、
きみの幸せを、望んでなくちゃいけないはずで、
ぼくの幸せなんて、気にしてちゃいけないはずなのに、
こんなに、苦しくなってしまう!
きみのことが好きだから、
きみのことが大事だから、
きみの幸せだけ、願ってたいと思っているけれど、
こんな自分勝手な、わがままを言ってしまうぼくは、
きみに、ふさわしくなんかないからさ、
こんなこと、忘れちゃえるように。
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きみを歌う (aki68)
男の子にラブソングを歌わせたら
それはもう告白だろうが
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