碧空さやかに春色ほのめく
いつからか想い焦がれてた景色
悠久に流る心願い継ぐ
朗々と山河に謳うはそよぎ風

楼閣彩り調べはさざめく
飄々と目眩めく様な螺旋
時をゆるがせ季節は廻る
鼓動戯れを忘れずに

交わし合って導き合って
私たち此処に生きてる
変わる事怖れないで
揺るがぬ心臨めば

浮立ち駆ける彩鎖の風波
愛しく移ろいゆくは颯
染めいて咲く頃また、踊りませう
唯舞い上り桜は萌ゆる

残紅閑かに山吹揺らめく
いつからか忘れかけていた景色
時を織り成し命は巡る
愁い傷痕を忘れずに

震える手を取り合って
何度でも立ち上がってきたんだ
踏み出す事を恐れないで
未だ見ぬ明日描けば

矢継ぎに荒ぶ幽雅の薄紅
まどろみに見ゆるは天ツ風
枝垂れて咲く頃また、奏でませう
唯舞い上れ過ぎゆく侭に

浮立ち駆ける彩鎖の風波
愛しく移ろいゆくは颯
八重に咲く頃また、誓いませう
天を照らすは…

華やぎ微笑うはコノハナサクヤ
願いよ届けはるか彼方
高嶺に咲く頃また、歌いませう
唯舞い上る

色褪せる事なく続いてゆく
想いを繋げて春の息吹
再びこの場所でまた逢いませう
唯咲き誇れ桜は萌ゆる