降り出す雨に君の隣で　傘もささず街を彷徨う
髪を濡らし雫がなぞる　透けた胸元　目を逸らさないで

指先で囁くよ　戸惑いはいらない
温もりを私の中まで伝えて

まだ　キレイじゃない優しくない　吐息こぼれ蒸れる身体
焦れったくて耳を噛んだ　君の手でどうにかしてよ
触れる場所を間違えても構わない

ねぇ　都合のいい見栄えのいい男なら君がいるから
必死な顔してないでよ　見てるだけで切ない
湿った夜　霞む月がシラけても　抱いて


弱くて脆い裏返しのsadism(エス)　何ともない素振りを見せて
口に出した言葉が苦い　嫉妬すると手首掴むよね　痛い

背中に「スキ」と引っ掻いた
欲張りな愛情
本当は遊びなんかじゃない


まだ　乾いてない誤魔化せない　押しつけあって絡ませた
君が欲しい　君はズルい　他の誰かじゃ満たせない
甘い夢を舐めてたくて離せない

ねぇ　都合のいい気持ちのいい女なら此処にいるから
駆け引き(ゲーム)はまだ止められない　イカサマも見逃すよ
自滅しそう　雨の後もそのままで抱いて



～～～かなver.～～～


ふりだすあめに　きみのとなりで　かさもささず　まちをさまよう
かみをぬらし　しずくがなぞる　すけたむなもと　めをそらさないで

ゆびさきでささやくよ　とまどいはいらない
ぬくもりを　わたしのなかまで　つたえて

まだ　キレイ(じゃ)ない　やさしくない　といきこぼれむれるからだ
じれったくて　みみをかんだ　きみのてでどうにかしてよ
ふれるば(しょ)を　まちがえても　かまわない

ねぇ　つごうのいい　みばえのいい　おとこならきみがいるから
ひっしなかお　してないでよ　みてるだけでせつない
しめったよる　かすむつきが　シラけても　(だい)て


よわくてもろい　うらがえしの(エス)　なんともない　そぶりをみせて
くちにだした　ことばがにがい　(しっ)とするとて(くび)　つかむよね　いたい

せなかにスキと(ひっ)(かい)た
よくばりなあい(じょ)う
ほんとうは　あそび(なん)か(じゃ)ない


まだ　かわいてない　ごまかせない　おしつけあってからませた
きみがほしい　きみはズルい　ほかのだれか(じゃ)みたせない
あまいゆめを　なめてたくて　はなせない

ねぇ　つごうのいい　きもちのいい　おんなならここにいるから
ゲームはまだ　やめられない　イカサマもみのがすよ
じめつしそう　あめのあとも　そのままで　(だい)て