私がかつてはどんな生き物で
どうして『死神』となったのか
今ではもう思い出せない

私が過ごした膨大な時間の中で

広大な荒野の中
重い鎧で身を固め
馬に跨りし戦士達は

それらを捨て去り

馬や鎧は鋼鉄の車や飛行機と呼ばれる物になり

重い剣は銃となった

私がかつて友人から聞いた
【戦乙女】と呼ばれた彼女の嘆きも虚しく

戦は数十世紀たった今でも無くならなかった

変わったのは、闘う相手に送る敬意と、
引き金を引くだけになってしまったが故の
罪の意識が無くなったこと

数十世紀前の彼らから戦場の女神と呼ばれ
讃えられたヴァルキリー達も

いつの間にか姿を消した


私は宵闇で静かに歌う
一切の歌詞の無いメロディーを

いつの誰が作った曲なのか
子守歌なのかも分からないが

私は静かに歌う

いつまでも

いつまでも

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宵闇のレクイエム

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【戦乙女】の歌詞から数十世紀すぎた【いつか】の時代のお話。
時代はどう動いたのか

歌詞に出てきた友人目線で、同じような、けど違うようなものを書いているのですが、歌詞に収まりそうにはありません。SS小説という形になると思います。
今回は明記を避けましたが歌っている死神がどのような人物か、ちょろっとだそうと思います。

・・・・・読んでみたい方、います?(恐々と)
いるならでき次第アップしようかとは思うのですが、未熟なため、お蔵入りになるかもしれません。

気になったかた、コンタクトくださいm(_ _)m

閲覧数:89

投稿日:2013/09/05 15:57:28

文字数:370文字

カテゴリ:歌詞

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