繰り返しみる夢の中
震える手で 手繰り寄せた

変わらない景色の奥に 聞こえた声を追う
知ってるんだ、きっと 私の中にあるから
ふわふわして どきどきして
高鳴る胸抑えられない
どうして、こんなにも あたたかくて苦しい

あなたになりたいよ 
朝日が昇り目を開いたら 消えてしまうでしょう

繰り返しみる夢の色
震える手に握る鍵は
「私のじゃない」って何度もなげて捨てたのに
塞いだ未来があまりにも まぶしくて惜しくてさ
もう一度 踏み出してみようかな、なんて

あこがれはずっと 私を呪いのように縛って
いらないものなんだって 跳ねのけていた
ひとつひとつ拾って
大事だって 教えてくれたあなたは
ねえ、どこへ行ってしまったの

あなたに会いたいよ
ひとりぼっちの暮れなずむ空と よく似た瞳は
まぎれもない

錆びついた記憶
泡沫の花は 隠された
二度と触れないように
それでもね、探し続けるから
あなたがくれたこの歌が
導(しるべ)となって こだまする
届いてよ

繰り返しみる夢の中
震える手を握りしめて
「私とおなじ」って何度も確かめあうんだ
理想も希望もなくっても
二人(ひとり)で進んで、切り開いて、
咲きゆくしかないんだ

いつもそばにいてくれる
「私もできる」って 何度でも魔法を唱えるよ
寂しい色の花の名は 愛しくて美しい
もう一度 はじめるんだ
まだ知らない フロマギア

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

フロマギア

閲覧数:829

投稿日:2021/07/22 20:29:30

文字数:595文字

カテゴリ:歌詞

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