人に満たない
目蓋に映る世界の価値を知る
夢を見るから 家まで帰れないな
人は急いで時計の針を進め
時間はそれでも歩みを止めはしない
私はまだ取り残されているみたいに
窓を開けられないままだ
また赦されてしまう前に
胸の音が止まってしまう前に
真白い壁に破滅の夢を描く
呼吸をするには身体は脆すぎる
まだ現に殺されないように
外の人に気づかれてしまわないように
また赦されてしまう前に
胸の音が止まってしまう前に
神様 どうかこの私に
とてもとても可哀そうな私に
何の罪もないこの私に
罰を
罰をくれよ
さすれば貴方を呪っていられるのに
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