今昔の世
人目届かぬ暗き森
青き瞳の者訪れん
彼の者、闇の内に光もたらさんとせし
歌を振るいて立ち向かう
闇、抗いて全てを飲み込まんとす
逃るるモノなし
静寂、闇に味方せん

緑の姫、青き面影を探し
闇巣食う森へ誘われん
澄んだ音に連なりし双子、姫に付き従う
闇住まう魔のモノ、姫を食らわんとせしも
姫護りし歌此れを撃退す
歌、青き面影を湛えた滴りなり

双子、奥にて宝玉を見つけり
宝玉紅き輝き僅かなるや
姫、森より出りて宝玉光へとかざしたるや剣となり力となす

淡き誘惑、風をはらみ闇に組し者
静寂を糧とし森の内に居らん
青き瞳、籠の鳥となりて其の傍らとなり
歌消ゆて大いなる力振るうこと叶わず

姫、双子共に歌音重ね連ねて進みしや
赤き剣道示したらん
闇、誘惑を使いて此阻まんとす

誘惑、心惑いて鳥逃したらん
力なき鳥、地に堕ちて死す
大いなる力、魂より溢れ出でて光となり静寂を打ち破らん
糧無き誘惑、眠りへ落つる

歌音光力集いて闇打ち倒さん
闇失いし森、霞て消ゆる
後何も残されぬ
虚無に漂いしは歌なり

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

闇の森と光の歌

試しに久しぶりに叙事詩っぽいものを書いて見ました。

舞台は異世界のさらに異世界w
テーマは戻れぬ道でしょうか。激しくバッドエンドです。

カイミクを中心にクリプトン組総出演ですが・・・わかるでしょうか?

物語化したものをそのうち上げるかもしれません。

閲覧数:152

投稿日:2009/08/05 17:32:11

文字数:457文字

カテゴリ:その他

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