鼻先受け止めた雪の
残り香に僕は何を思う
君がいた時を過去と囁く声の
冷たさを心に閉じ込め

離れた温もりが指先に残ってる
そう願いながら掌握った

傾いた砂の波と重ねて
過ちを幾度と繰り返さぬように
君よ泣かないで笑っていて
その涙僕には止められないから


季節というものは僕には無常で
思い出の日がまた近づく

突然落ちてきた雪の欠片達に
はしゃぐ君はもう此処には居ない

立ち止まる時の流れと共に
痛みも止んでしまえばいいのに
記憶を辿る事が出来ないのは
厚い壁が心を包んでるから

染まりゆくあの景色に
確かに重ねた想いがあるから


嘆き叫ぶ声は風に乗って
いつか誰かの耳に届くの?
立ち止まる事が怖くなって
行き先も解からずに歩き出す

傾いた砂の波と重ねて
過ちを幾度と繰り返さぬように
君よ泣かないで笑っていて
もうすぐ君の傍に辿り着くから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

NumbwastE

AHOprojectコンピレーション「権利者削除がしてみたいっ」(2008/12)
石敢當1stシングル「タイムカプセル」(2011/12)
石敢當1stシングルリバイバル「タイムカプセル(カセット版)」(2014/08)
収録曲

閲覧数:157

投稿日:2014/09/15 19:24:54

文字数:379文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました