サンドライズ

kamoto_takao

何処までも　気が遠くなる程の
ゆらゆらと彷徨う
限りなく同じ世界　ただダラダラ徘徊した
後悔も忘れてた　もう何も見えない
ただ零れてた時が
揺らめきの理想郷は幻
からからの現実から汲み上げる真実を
砂の中に隠れた記憶　奇跡的に見つけられる？
失くした宝石を
果てしない憂い　永遠の砂遊び
もうどれくらい何も　木々一つ生まれない
渇きの限界もう　潤いそう感じてたい
どこかに行けば誰かがとか
霞んだ蜃気楼が消えてく
ただただ祈るように　天を仰ぐ苦しみと
埋もれてた真実が　息できずに褪せていた
涙は枯れた　もう聴こえない
絶望の淵で　鈍く輝くメロディを
渇望するように　一滴の救いを
奈落の底から　微かに小さく聴こえてくるような
隠された言葉　それだけが
何処かにあると思えた　奇跡は
埃と過去を払い　水を掬い上げようと
魔法をかけるように　砂遊びの終わり
未来は真実と共に　彼方へ行くよ