目を閉じて
数えてく羊
それでも気付いたら
怖くて目を開けてる

ねぇ君の
その優しい寝顔
いつもと同じだね
どんな夢見てるのかな？

君のその
大きな左手
握ればもしかして
同じ夢見れるのかな？

握っても
すり抜けてしまう
それでも触れたフリ
最後までキミの側に

あの時に泣いてくれた
君は許してくれるかな？
幸せだった
君と歩んできた日々に
君と描いた
憧れた二人の未来(みち)から
勝手に離れてゆく私を
許してくれるかな？

しばらく
会えなくなるのは
辛いな
もう一度
君に触れたかったけれど

わかってる
無形、無味、無意味
それでもしたいから
唇を重ねたフリ

こんなにも
近くにいるのに
君さえ気付かない
この存在が苦しい

もし一言だけ
君に伝えられるなら
それは
どうかお願い
私を忘れてください
少したってから
幸せに生きた君が
こっちに来たら
今度は私から
告白したいから

軽くなる身体
そろそろ時間だね
バイバイって言えない…

溢れ出る
それに映るのは
愛情、君との
思い出の日々なのかな

(ひらがな)
めをとじて
かぞえてくひつじそれでも
きづいたら、こわくてめをあけてる

きみのその
おおきなひだりてにぎれば
もしかしておなじゆめみれるのかな

にぎっても
すりぬけてしまうそれでも
ふれたふりさいごまできみのそばに

あのときにないてくれたきみはゆるしてくれるかな
しあわせだったきみとあゆんできたひびに

きみとえがいた
あこがれたふたりのみちからかってにはなれてゆくわたしを
ゆるしてくれるかな


しばらく
あえなくなるのはつらいな
もういちどきみにふれたかったけれど

わかってる
むけいむみむいみそれでも
したいからくちびるをかさねたふり

こんなにも
ちかくにいるねみきみさえ
きづけないこのそんざいがくるしい

もしひとことだけきみにつたえられるなら
どうかおねがい
わたしをわすれてください
すこしたってからしあわせにいきたきみがこっちにきたら
こんどはわたしから
こくはくしたいから


かるくなるからだ
そろそろじかんだね
ばいばいっていえーないよ(お)

あふれでる
それにうつるのはあいじょう
きみとの、おもいでのひびなのかな