ベタベタ へばりつく髪の毛 荒々しく 手で払いのける 足の指で扇風機の電源オン 全てがダラダラと流れてく午前
かき氷食べ スイカを食べて 冷蔵庫開けて涼んだりもした することがなくなる夏休み
直にくる始業式を待つにはまだ早く 友達が何をしてるのか考えながら風鈴を見つめる 外には走り回る子供達の足音 笑い声 私には何かが足りない …そ・う・だ!
出掛けよう!ワンピースとサンダルで外に駆け出す、太陽も笑顔を私に向ける 海辺に行こうか、一人考える 青い空の下
ザアザア 緩く波立つ海 荒々しく 水を蹴飛ばす サンダルの隙間 水が侵入して冷たい 全てが楽しく流れてく午後
風に舞い上がる ワンピースなんて 気にしないそんな暑い夏を過ごす いつまでここに居る?夏休み
直にくる帰宅時間を待つにはまだ早く 友達が何をしてるのか考えながら地平線見つめる 耳には鳴き止まないセミ達のうなり声 私には何かが足りない …そ・う・だ!
泳ごう!洋服屋で買った水着 海に駆け出す、太陽も笑顔を私に向ける 浅瀬で泳ぐか 一人考える 光る水のもと
そろそろ太陽が海に沈む お別れの時間だね 赤く光る世界に包まれた 宝石のような海の色は 私の胸に宝石のような思い出を残した
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