「赤いソファー」(仮)
曇った空からでも日差しは強く
こんな天気ならば太陽もこの目で
見つめられるかもしれない
そんな思いつきさえも 重い雲の上から
太陽は突き刺さる
真っ赤な色あせた誇りまみれの
3階のソファー
もうすぐすわれなくなっちゃうね
へたれたスプリングのソファー
もうすぐすわれなくなっちゃうね
座り心地は悪いけど、
大きな窓から日差しを浴びて
気ままにギターを弾いている
それももう、あと少しで
もうすぐすわれなくなっちゃうね
気ままにベースを響かせる
それが今は幸せなことなんて気付かないけど
もうすぐすわれなくなっちゃうね
それが淋しさをどことなくにおわせて
太陽まぶしくて目をそらした訳じゃない
もうすぐくるサヨナラ見たくなくてそらしてた
今はまだ 何も気付かずに
赤いソファーでかきならすよ 気ままに
ずっとすわっていたい
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想