妖しく飛び交う光と体を震わす轟音
まるで肌を合わせるよう求め踊る男と女
私はステージに向かい踏み出す踊り子の様に
誘うルージュの唇　告げる開幕の合図

踊る私は獣の檻の中
纏わりつく視線が流れる汗を見てる
ねえ　想像してるの？私の肉体
あなた達が想うよりもずっと魅力的なの

眩しい天国の扉　潜れば戻れはしないの
この肌は極上の怖いくらい狂わす媚薬
それでも抗うことなどあなたに出来るはずはない
揺れる果実　谷間へと注ぐ視線　その先へ

欲望に素直なのは嫌いじゃない
纏わりつく視線が心を熱くするの
ねえ　見ているだけで満足なの？
観客のままならば何も起こらないのよ

舞台はベッドの上　私を誘えたなら
見せてあげるわ　私の全てを
真夜中　満たされてく狂おしい悦楽に
堕としてあげる　魅惑のストリッパー

この肌　惜しげもなく晒して踊る夜に
辿り着けるわ　秘密のエデンに
淫らに咲き乱れてあなたの上でダンス
開く花びら　吐息に散らして

溢れる甘い香り　理性は投げ捨てるの
掠れる声で衝撃に啼くの
目覚めた羽を広げ舞い上がるエクスタシー
嵐のような私はストリッパー