夜の瞼、海の喉
bpm92
終わる夜風は何処へ向かうの
静やかに見上げた空は息を止めている
美しいままで
薄明の合間に折り重なる言葉
恣 描いた夜の瞼
解き放して心が間違いを
傷を忘れてほしい
結びついた全て流していく
暗い海の喉へ
揺れて弾ける 浮かぶ涙と皮膚の色
朝を畏れて目を細めては
痛みが滲む
それまでのわたしを容易く過去にして
いたわるような手で 止めを刺して
研ぎ澄ました憂いが消えないから
飲み込んでしまおう
同じ傷を辿ったその先なら
しあわせになれる?
そして夢になる
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