空っぽの僕の中身<こころ>
世界は白黒<モノクロ>
耳には雑音<ノイズ>が満たしてた

視界に映り込んだイルミネーション
横を通り過ぎる人の笑い声
ショウウィンドウのディスプレイ
見えない 聞こえない
届かない 響かない
それが僕の世界<まいにち>

隣を歩く人は誰?
話には適当な相槌
笑顔には笑顔を返す
当たり障りのない人間関係

こんなの当たり前だろ?
ショウウィンドウ 冷めた僕の顔が映った
ガラス越しにニヤリ
僕を嗤うのは僕?

空っぽの僕の中身<こころ>
世界はこんなにも白黒<モノクロ>で
どんな音<ノイズ>も通り過ぎるだけ
見ない 聞かない
届けない 響くわけない
世界<まいにち>に背を向けた

身体をうつ雨
灰色の空と見上げるばかりのビル
冷たい温度
機械みたいに動かない僕の中身<こころ>
冷めた目で斜めに見下ろしてた
僕にお似合いの瞳<め>

冷め切ったはずの僕の目
奥で揺れた感情<モノ>のは?
退屈と吐き捨てた毎日<セカイ>
冷たい温度に凍えそうになって
孤独<ヒトリ>がサビシイ
視界が黒く塗りつぶされた

空っぽだった僕の中身<こころ>
世界は白黒<モノクロ>だったはずで
どんな音<ノイズ>も通り過ぎるだけだった
初めて感じたサビシイは
どんどん積もって
身動き取れなくした

動けなくて沈んでいくだけ
こんなにも息ができない
もがくだけ堕ちていく
視界には底のない世界
どこまででも沈んで堕ちていく

塗りつぶされたはずの視界に見えたイロ
空っぽのはずの僕の中身<ココロ>
白黒<モノクロ>だったはずの世界
雑音<ノイズ>だらけの毎日に
カチリと填まった歯車

埋まりだした僕の中身<こころ>
世界はこんなにもまぶしくて
たくさんの音で溢れてる
見えた 聞こえた
届いた 響きだした
世界<まいにち>が少し優しくなった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

白黒世界

閲覧数:71

投稿日:2011/08/27 00:37:00

文字数:779文字

カテゴリ:歌詞

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