静かに凪いだ窓辺の景色に時計が止まる
彩る葵に心絆され夢は儚く

小さく無機質な部屋から出る鍵はもうない
薄紅の日々に取り残されたまま
私はひとり何を見てた

錆びついた足で日差しを求めた
貴方がそこにいたから

鮮やかな蒼にほどける私の世界
色褪せた心はどこへ行くのか
消えゆく視界に滲んだ貴方の姿
もう何も望まないと誓ったのに

つないだ両手を優しく離して
貴方は何処へ行くの

指をすり抜けてこぼれるひとつの光
不器用なこの手でただ抱きしめた
描いた明日に届かぬ私の言葉
気が付けば何もかもがもう遅くて

淡く果てしなく広がる蒼の景色に
愛された証は瞬いていた
ほころんだ頬を伝わり流れる涙
さよなら愛しい人

過ぎ去りし日々に別れの言葉を添えて
溢れだす想いをここに歌おう
消えゆく視界に滲んだ貴方の姿
胸を裂くこの痛みよ永遠に響け

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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【初音ミク】 dearly blue 【オリジナル】

閲覧数:274

投稿日:2016/07/30 22:32:15

文字数:370文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • トウ_ソラオト

    トウ_ソラオト

    ご意見・ご感想

    はじめまして。とても良い曲ですね!!
    切なくて純粋な想いが込められた歌詞とダイナミックな曲調、高域に
    偏らないミクの歌声がぐっと胸に響きます。この主人公に早く幸せが
    来るといいですね。それではまた。

    2016/07/31 14:00:42

    • saint mask

      saint mask

      はじめまして!お褒めの言葉うれしいです。
      この落ち着いた曲調がお気に召したなら幸いです。
      ありがとうございます!

      2016/07/31 15:01:30

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