ついに三曲目が終わる。
その瞬間、駅前の建物の電気がすべて落ちた。
辺りは、一瞬で真っ暗になる。
観客が慌しくなっている内に、私は自分の立ち位置に移動する。
「映二、直、雅、裕樹。冷夏、カナ、準備はいい?」
「「「「「「OK」」」」」」
その返事を待っていたと言わんばかりに、早着替え用の衣装を脱ぎ捨て私が指を鳴らす。
すると、一瞬のうちにして建物に電気が点いた。
それと同時に雅のドラムで第三幕が始まる。

ライブは、あっという間のことのように感じた。
でも、私にとっての居場所であること再認識して、それと同時に仲間の大切さを知った。
「マスター、わたしはマスターにはもう必要ないですよね」
私が、初音ミクを買った理由それは自分の代わりに歌わせること。
つまり、歌える私に取って必要ではないものとカナは思ったのだろう。
「カナ、私にとってあなたはこれからもずっと必要な人だから」
「マスター」
私のとってカナは、掛け替えのない人なのだから。
「楽器庫に戻ったら、他の楽器の演奏も覚えてもらうからね」
「マスタ~それは勘弁してください」
私にとってこれからの毎日は、とても楽しいものになるだろうから。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

小説?『歌声』 11

ついに完結~
ようやく終わったーと言う感じではありますが、何とか完結できただけましかと思われます。
とりあえず、小説?は少しの間はお休みと言うことで~
それと、ここまで読んでくれた方ありがとうございました~

閲覧数:142

投稿日:2008/05/17 13:48:29

文字数:501文字

カテゴリ:その他

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  • しゃちほこP

    しゃちほこP

    ご意見・ご感想

    メッセージありがとうございました。
    はつねぎで全部読ませていただきました^^
    完結、お疲れ様でした~。ハッピーエンドでよかったです。
    主人公が歌手で声の出なくなる病気にかかるという設定はおもしろかったです。
    主人公の過去とか、玲奈さんのこととかまだストーリーが広がりそうな感じですね。

    2008/06/24 23:10:41

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