波のない穏やかな 水面に人は心を休める
荒れ狂える渦の中を 覗き込むことは避けるの
誰もがそう 独りぼっちさ
静かに眠り 爆ぜる刻を待つ 海底の火山
「何時からそこに」誰もが言う 気付かぬ故の傷
夢から醒めれば明日もまた傷 生き場をなくした
荒れ狂う罪も罰も全て 深い藍に沈んでゆく
眠りから醒めるまでは 海よ
ただ ただ 寄せて返せ
ツメタイ ミエナイ ナニカガオモタイ
鈍色の喘ぎを融かした
コエニナラナイ イキスラデキナイ
此処で何時か灰と化して 降り積もる
静かに眠り 爆ぜる刻を待てる 見えずともそこに在る火山
水面の底は冷たい 気付かぬ事が罪
夢から醒めれば明日もまた傷 行き場のない熱は
荒れ狂う罪や罰と共に 爆ぜ 塵と成り空へ
海底火山
夢から醒めれば 明日もまた傷
なんばさんの歌詞募集(http://piapro.jp/t/Pv9H)に応募させていただくものです。
前のバージョンにふりがなを置いています。
『人が密かに抱えている、誰にも気付かれない心の闇』をテーマに書いたものです。
海=心(無意識)
海底火山=積もり積もった負の感情
噴火(爆ぜる)=負の感情が爆発する
と、考えていただけたらわかりやすいかと思います。
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