わたしはこう問う。「これで良かったの?」
きみはこう返す。「これで良かったんだ知らないけど。」
じゃあしょうがないね 肩並べては笑い合った
わたしたちがいる部屋は暗く真っ赤
「そもそも何であんな所にいたの?」
「友達の野良猫と話しに来ただけだよ」
蒸し暑さ 室外機の音 裏通り
大きくなってく影 汗 鼻から流れる血
影は震えて倒れた アスファルトを跳ねる鉄パイプの硬い音 返り血 きみ わたしの手を取り駆けだす
色んな匂いする裏通り 血の匂い 知らない道へ手引かれ わたしは知らない内におかしくて笑い出す
運命が転がり始めた 終わりへと「あの車で街を出ようよ」
鼻拭い笑う。「何であんなことしたの?ゆっくり沈んでやっと着いた場所なのに。」
きみ笑う。「壊していいものをずっと探してた。」
「あときみ なんだかぼくに似てた。」
「終わりだね全部 運命だけが残ってる」
名前も知らないモーテル 角部屋 窓にパトランプ 此処ら辺一帯黒と赤の一色に染め上げてる
名前も知らないわたし達 やっと巡り合えた気がしてるのに
出来すぎてる二人の終わりは悲劇 引き裂かれていくのすら巡り合わせ
真っ暗で真っ赤な部屋二人ぼっちだから この今でだけできることしよう?
ねぇベッドに隣り合い座ってみようよ
肩をくっつけて恥ずかしがりながら
名前教えあって呼び合おうよこのままずっと
==========================かな割り==========================
わた しは こう とう これで よかあた の
きみ はこう か えすこれでよかあたんだ し らない け ど
じゃあしょ がな ぃね かた ならべ てはわら い あ た
わ た した ち がいるへやは くらくまっか
そも そも なん であんなとこ ろにいたの
とも だち の のらねことは なしにき た だけ だよ
むし あつ さ しつがいきの おとうらど お り
おおき くな て くかげあせ は なからなが れ るち
かげは ふる えてたお れた あすふぁる とを はねる てつ ぱ い ぷ のかた い お と かえりち き み わたしの てを とり か けだす
いろんな に おぃするうらどおり ちのにおい し ら なぃみちへ て ひかれ わ たしはし らない うちにお かし くて わ ら い だ す
うん めいがころ が り はじめ たおわ りへと あのくるまでまちを でよう よ
はなぬぐい わらう なんであんなこ と し た の ゆ くりしずんでやあ と つい たば しょな のに
きみ わらう こわして いいものぉ ずっと さがし てた
あと きみ なん だか ぼ く にに てた
お わ り だ ねぜんぶ うんめい だ け がのこおてる
なまえも し ら なぃ もーてる かどべや ま ど に ぱとらんぷ ここらへん い たいく ろと あかのい しょく にそ め あ げ て る
なま えもしらなぃ わた し た ち やあと めぐり あ え た き が し てる のに
でき すぎてる ふたりの おわりは ひげき ひきさ かれてい くの すら めぐ りあ わせ
まっくら でま かなへやふた り ぼ ちだから この いまでだけ できること しよう
ねぇべ どに と なりあいすわ てみよおよ
かた をく つ けてはずかし がりながら
なま えお し え あってよび あおうよ こ の ままずっと
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