いつまで私は閉じ込められるの？　
野花編んだティアラをねだったあの日に
目を逸らすのはやめてよ

あなたは無邪気に私の手を引く
「流れ星を見よう」と
この手の熱さが違うことも気付かない

伝える度あなたは「まだ早い」とはぐらかす

流星群を見上げるあなたは
願いをいくつ言えたとはしゃいでるけれど

知ってるはずなのに
私の夢叶えるのは　星じゃなくて　あなた一人だと


どれだけ想いを告げても　あなたは
「ありがとう」と躱して　答えをくれない
優しいふりで逸らすの

私は飛びたい　
あなたの知らない　どこか遠い国まで　この手をほどいて
せめて終わりを教えて

きっと今もあなたは花を編んでくれるでしょう

流星群をあなたは惜しがる
私じゃそれは叶っていないのね

「いっそ星たち　落ちて来て　二人一緒を叶えてよ」
言えずにただ星を見送って

【符割り表記】
１A.
いつまで・わたしは/
とじこめ・られるの/
のばなあんだ・ティアラを/
ねだった・あのひに/
めをそらすのはやめてよ
１A'.
あなたは・むじゃきに/
わたしの・てをひく/
ながれぼしを・みようと/
このての・あつさが/
ちがうこともきづかない
１B.
つたえるたびあなたは/
まだはやいと・はぐらかす
１S１.
りゅうせいぐんをみあげるあなたは/
ねがいを/いくつ・いえたと/
はしゃいでる・けれど/
１S２.
しってる・はずなのに/
わたしのゆめかなえるのは/
ほしじゃなくて/あなたひとりだと

２A.
どれだけ・おもいを/
つげても・あなたは/
ありがとうと・かわして/
こたえを・くれない/
やさしいふりでそらすの
２A'.
わたしは・とびたい/
あなたの・しらない/
どこかとおい・くにまで/
このてを・ほどいて/
せめておわりをおしえて
２B.
きっといまもあなたは/
はなをあんで・くれるでしょ(う)
２S１.
りゅうせいぐんをあなたはおしがる/
わたしじゃ/それは・かなって/
いないのね・いっそ
２S２.
ほしたち・おちてきて/
ふたりいっしょをかなえてよ/
いえずにただ/ほしをみおくって