一度限りの月の夜
目が眩むほどに輝いて
一夜限りの夢を見る
手が届かないなら消えていくだけ
私の言の葉に滴る露を
掬い上げるその瞳を見つめてしまう
空には咲き誇り舞う恋の花
耳をすませば聴こえるしじまの産声
今宵はここにいてと
あなたが微笑むの
一度限りの月の夜
目が眩むほどに輝いて
一夜限りの夢を見る
手が届かないとわかっていたのに
るーらった るーらった
ひらひらふわりと
るーらった るーらった
足取りは軽く
永遠に続く踊り場の上で
るーらった るーらった
独りきりだけど
今もここにいると
私が呟くの
欠ける光と月の夜
遠ざかる数多の星屑
寝ても醒めても夢に見る
手が届かないから置いて行くのね
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