(1番)
ねんねん　ころりよ
おやすみなさい
不思議な不思議な夢へと連れていくわ

坊やはいい子だねんねしな
一生眠り
目が覚めず
闇でもがきくるしむがいいわ

秋の風
ふわり揺れるスカート
北風が口笛を吹く
あぁ、今日もまた子供が消える

不思議な夢では
女が1人
いっつも唄を歌ってる

「ねんねんころりよ　おやすみなさい
永遠に眠れ　目を開けるべからず」

(サビ)
間違いないって言ったのは
アナタなんじゃないの
勝手に眠って
可笑しな夢でも見てなさい
(サビ終わり)

(2番)
里の土産に何もろたか
冥土からの置土産
残酷な残酷な世界へと眠りを誘うわ

あの山越えて　里行った？
後ろに1人
貧相な子供が
ついてきているのに気づいていないとでも？

冬の囁き
微かな光り
綺麗な結晶ふわり
もぅ、忽然と姿を消していく

不思議な世界では
子供が1人
いっつも泣いている

「助けてよ　苦しいよ
目が開かないよ　目覚めたいよ」

あぁ、儚い・・・・・

(サビ)
目を開けたら同じ光景
毎回一緒なんだ
いつか去って
僕を泣かしたじゃないか
(サビ終わり)

女は
子供は
助けを求めている
切なく
儚く
泡のように小さい
微かな希望

夢をつなげたならば
つなげれるならば
私はいつまでも眠る
貴方達の代わりに

(サビ)
生きていられるのは
今しかないと、
死に絶え
絶望を夢見るのは死んでから
(サビ終わり)

少女は眠りについた

その眠りから一生覚めないでしょう

歌ってあげましょう

ねんねんころりよ

儚く切なく犠牲者の眠りの如く