「狂った世界の物語」

子供たちはよく見ている

遠くの方から聞こえてくる
大声で話す人たち
誰も言うことを聞いてくれないから
もう無理だといい続ける

バカじゃないの？貴女たち
聞きたくないのに聞こえてくる
悲劇の主人公の物語

ひとしきり想いを吐き出して
大きな声で笑いだす
笑いながら聞こえたことは
自分をしっかり持ちましょう

バカじゃないの？貴女たち
聞きたくないのに聞こえてきた
悲劇の主人公の物語

結局何も変わらないだろう
結局何もわからないだろう

我が子が他人にしかられて
相手に怒ってかみ付く
子供のためといいながら
自分の不満をぶつける

バカじゃないの？貴女たち
聞きたくないのに聞こえてくる
自己中心な物語

我が子に自分の感情を
しつけと称してぶつける
子供の想いは疲れているから
自分の都合であとまわし

バカじゃないの？貴女たち
聞きたくないのに聞こえてた
自己中心な物語

子供は大人をよく見てる
子供はよく見ている

バカじゃないの？大人たち
都合いい時だけ大人になる
嘘つきだらけの物語

バカじゃないの？大人たち
何が愛かも分からない
バカじゃないの？私たち
何を愛してるかも分からない
狂った世界の物語

結局何も変わらないだろう
結局何もわからないだろう

子供はおとなをよく見てる
子供たちはよく見ている