<サビ>
手(て)の鳴(な)る方(ほう)へと僕(ぼく)を招(まね)いて
「こちらへいらっしゃいな」
<Aメロ>
艶姿(あですがた)見惚(みほ)れて
過(す)ぎし刹那(せつな)消(き)えずに
燻(くすぶ)って再(ふたた)び 其処(そこ)へと
見(み)れば目(め)の毒(どく) 眩(くら)む
<Bメロ>
決(き)められるだけの人生(みち)で
初(はじ)めて掻(か)きむしられて
巡(めぐ)る情念(じょうねん)
駆(か)り立(た)てる
夜(よ)な夜(よ)な通(かよ)いしとある日(ひ)
<サビ>
手の鳴る方へと招き入(い)れて
「捕(つか)まえてもいいのですか?」
「貴方(あなた)ならば構(かま)いません」と
口(くち)づけそうな鼻先(はなさき)で
<Aメロ>
魅入(みい)られたことに気(き)づけば遅(おそ)い
髄(ずい)までも染(そ)められ
眠(ねむ)れぬ丑三つ時(うしみつどき)
奇(く)しくも十五夜(じゅうごや)で
<Bメロ>
宵(よい)が明(あ)けても
脳裏(のうり)に溶(と)け果(は)てたはずの情欲(じょうよく)
抜(ぬ)けられぬ気怠(けだる)さも
暮(く)れる頃(ころ)には愛(いと)しさに
<サビ>
手の鳴る方へと招き入れて
「問(と)わず目(め)を向(む)けないで下(くだ)さい」
「貴方にだけです」と言(い)いきって
添(そ)える 頃合(ころあ)い 指(ゆび)を染(そ)める
<サビ>
手の鳴る方へと招き入れて
「絶(た)えず乞(こ)い願(ねが)ってしまいます」
「もとより等(ひと)しく」と舌舐(したな)めずり
恍惚(こうこつ)な吾(われ)も愚(おろ)か
あやかし
遊郭をイメージしてます。
視点がややこしいといおうかめちゃくちゃですが、
最初のサビとA・Bメロ、サビ中の最初の「」は男性(客人)。
そのほかは女性(遊女)、全体的には女性視点のつもりです。
描写は男性みたいになってしまいましたけど(-_-;)
rinさんの歌詞応募用に書かせていただきました。
http://piapro.jp/t/fKXv
文章力がほしいと本当に思いました。
和の雰囲気が少しでも伝われば嬉しいです。
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