夕焼け空に 浮かぶ太陽
君を待ちながら 足をブラブラ
腰かけた 小さな、小さな柵は
浅く刺さっていて ゆらゆら揺れた
君は目の前にきて 笑顔で手を差し出して
繋いで二人 帰り道
幸せですか 幸せです
あぁ その頃はそんなこと 思いも しなかったよね
遠くで/笑う/君が こんなにも苦しい
こんなにも 愛おしい
夕焼け空気に コンクリの地面
君を待つために ここに来たのに
腰かけて 揺れて 不安定な柵は
地面から抜け落ちて 無くなっていた
君は目の前にきて 苦しそうに手を握って
わかれようなんて 帰り道
幸せですか 幸せでした
あぁ 少しずれただけだったんだ ゆらゆら揺れて
無くなってしまった柵が すごく寂しい
ほんの少し ずれてしまっただけだったんだ
ほんの少し すれ違っただけだったんだ
こんなにも愛おしい のに。
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