恋文を捨てる貴方に 赤い人が居て
ほくそ笑む様に覗き 頬をなぞるの

限られた時間の中で 指先を触り
触り合ったその手には 如何わしき愛

「どうして?この道には標す出口なんて無い。」
「叶わぬ恋追いかける。報われぬ愛美しき。」

帰路に着く少年は 感覚麻痺の様
居ぬ筈のあの人の 赤い寂寞が押し寄せる


金(きん)をばら撒く赤い人 明かり灯すよう
千切ってはまた契り 首を絞めてく

「愛した者への独占欲は愛の破滅。
貴方を1と表す物は何処にもあるわけないの。」

帰路に着く赤い人は どこか満足げで
今日もまた飼い慣らされた犬の様に世界を見てる


この土地は何も無い 机とグラスだけ
明日にはこの土地に 違う役を演じる人形が

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

「人形劇」

間に物・金銭が経由する愛に本当の愛はあるんだろうか。
という意味を含ませた歌詞です。

http://piapro.jp/t/B821
への投稿作品となっています。

閲覧数:273

投稿日:2012/05/03 15:12:26

文字数:316文字

カテゴリ:歌詞

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