恋文を捨てる貴方に 赤い人が居て
ほくそ笑む様に覗き 頬をなぞるの
限られた時間の中で 指先を触り
触り合ったその手には 如何わしき愛
「どうして?この道には標す出口なんて無い。」
「叶わぬ恋追いかける。報われぬ愛美しき。」
帰路に着く少年は 感覚麻痺の様
居ぬ筈のあの人の 赤い寂寞が押し寄せる
金(きん)をばら撒く赤い人 明かり灯すよう
千切ってはまた契り 首を絞めてく
「愛した者への独占欲は愛の破滅。
貴方を1と表す物は何処にもあるわけないの。」
帰路に着く赤い人は どこか満足げで
今日もまた飼い慣らされた犬の様に世界を見てる
この土地は何も無い 机とグラスだけ
明日にはこの土地に 違う役を演じる人形が
「人形劇」
間に物・金銭が経由する愛に本当の愛はあるんだろうか。
という意味を含ませた歌詞です。
http://piapro.jp/t/B821
への投稿作品となっています。
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