午後の授業 見下ろしてた
窓の外 四角く
切り取られた 世界では
人は皆 豆粒で

チャイムが鳴り響くたび
不安な気持ちが 重さを増す
流れてく時間に 僕の存在が
飲まれて 見えなくなる気がして

恋のトキメキ 仲間との日々や
味わった別れも 全て歌にして
「今」に刻んだ 僕が生きた道
僕が行く未来が そう 「現在(いま)」になっても
覚えていられるように


いつもの道 帰っていく
頭上走る雲は
雨降らした 傘のない
僕になど 構わず

広がるグレーの空と
比べて感じる 小さな自分
流れてく時間よ 僕の存在を
お願い どうか 置いてかないで

嬉しい気持ち 抱えたイライラ
感じること全部 音にのせ歌う
「今」を震わす 僕が生きた道
降りしきる雫に 視界が霞んでも
見失いたくないから


淀みなく 進んでる 広い広い世界
思い出も 焦燥も いつか消えてくの?

心に眠る 大切な記憶
過去に沈む前に 歌で綴ってく
刻みつづける 僕の生きる道
僕をつくってる 全ての感情
「今」に誓った 消し去りはしないよと
重なった想いは ちっぽけなんかじゃないさ

きっと 繋がってく 「今」の先へ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

existing song

poetsuさんの楽曲(http://piapro.jp/t/r6gD)の
作詞をさせていただきました。

自分が生きた証を歌にして
綴りつづける人のお話。

世界に対する自分の存在って
どんなものなんだろう。
小さな自分がいなくなっても世界は
びくともしないんじゃなかろうか。

それでも、
自分が今まで重ねた想いは
未来に繋がってくって信じてる。そんな歌。

閲覧数:296

投稿日:2012/05/08 23:23:52

文字数:597文字

カテゴリ:歌詞

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