(A)嘘よあなたがこんな事実突き付ける筈ない。
嘘よこんなにあなた、事実酷い訳がないの。
崩れ落ちた虚飾の欠片。なんだ、ガラス製ね。
音を立てて虚言の鎖。ひび割れて、ホントウ?

(B)『きみは悪くない』。世界が告げる。
『ぼくも悪くない』。誰かが告げた。
だから答え、偽ってあげるよ。

(サビ)誰も、誰も、きみも、ぼくも、何ひとつ、間違ってなくって。
誰か、誰か、虚勢の仮面付けて笑ってるとしたなら。
それはきみの生きる世界で、その場所、間違っているんだ。
こっち、おいで。ゆめの世界さ。この場所、永遠なのだから。
格子の扉押し開けて、わたしは幻想《ほんと》を知った。


(A)嘘よあなたがそんな奴等大切な訳ない。
嘘よそんなにあなた、奴等愛する筈ないの。
闇に堕ちた絶望深く、這い上がる術なく。
声を上げて絶縁歌う、悲しみ吐き捨てて。

(B)きみはいつも庇われる、世界に。
ぼくはいつも加害者扱いか?
だから答え、塗り替えてあげるよ。

(サビ)そいつ、あいつ、誰も、彼も、何ひとつ正しくはなくって。
誰か、誰か、虚構の悪夢《ゆめ》を、見せて笑ってるとしたなら。
それはぼくの嘆く世界で、その場所、履き違えてるんだ。
こっち、おいで。真の世界さ。この場所、透明なのだから。
鋼の窓に鍵掛けて、わたしは妄信《せかい》を知った。


(C)わたしのこと、あなたが分かってくれない。
あなたのこと、わたしが分かっているのに。
わたしが『我儘だ』、なんて言うなんて、ね。
あなたがわたしを『欝陶しい』、なんてね。

(D)そんなのは有り得なくてそんなのそんなの嘘に決まってる! わたしのお願いごと聞いて貰えなくて些細なことすら我儘で自己中だって言って跳ね退けたのは誰かしら? 意地悪で残酷な利己主義者《エゴイスト》はあなたじゃない!

(サビ)あなた、あなた→きみが、きみが、ぼくを愛さない世界が悪い。
きみが、きみが、きみが、きみが、ぼくの運命の人だとしたら。
碧い世界、朱く染まり、ぼくらだけ抜け出して置き去りさ!
白い朝陽、虹の園は、庭園を騙る狭い鳥籠。
やがて歯車狂い、ぼくの嘘は【ほんと】になった。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

テンダーライズ鳥籠幻想

コラボの方で作詞しました。
動画の方もPV風イラスト描いてますので、宜しければご視聴ください*

閲覧数:155

投稿日:2011/06/17 19:00:39

文字数:906文字

カテゴリ:歌詞

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