何年前の話なんだろう
君がまだ笑っていたのは
弱音も吐かず涙も見せず
ただ僕の為に
本当の心を押し殺すことが
大人になることらしい
なにが正しいかなんて
僕にもわかる
もしも
僕がここにいなかったら
君は幸せだったのだろうか
もしかしたら
君も同じ様に
同じ涙流していたのかもしれない
いつの間にか
君の腕の中にいたときを
思い返すことも忘れて
逃げ続けてた僕を
君は一度も責めなかったね
不器用な優しさしか
持ち合わせていない君の想い
だって君と僕はよく似ている
僕がここにいるから
君は泣いているのかもしれない
もしかしたら
君も同じ様に
同じ涙流していたのかもしれない
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