雪だるまはもう溶け
冬がさよならを告げる

暖かい色の花が咲き
春がやさしく私を包む

長かった冬休み
君にあえないのが淋しくて

何度も何度も
メールしたけれど

返信は
「うん」と一言だけだった

もう、独りぼっちになってしまうのが
怖くて怖くて

闇から抜け出そうと
精一杯頑張ったけど

独りぼっちの鐘が
始まりを告げる


桜の花びらは
風と仲良く踊って

大きな雲は
空と一緒に歩んで行く

窓の外に映る
悲しい顔は

君の前では見せたくないから
最後に一言

"I loved you"


土砂降りの雨が降り
夏が空に忍ぶ

去年の雨の日
こんなことがあったんだ

傘がないなら
一緒に帰ろうよ

そういってくれたっけ
本当は嬉しかった

今独りぼっちなのは
そこで大丈夫って言って

雨に一人淋しく濡れた
自分に嘘をついた帰り道

そう、独りぼっちになるのが
淋しくて悲しくて

だけどもう今はそれを後悔
したくてもできないんだ


なにもない澄み切った
真っ青な空と

目を下ろす先に戸惑う
君の事と

もう会う事はないと
自分に言い聞かせ

心の中で
独り言をつぶやいた

"I loved you"


今日が最後の日だと
気づいていた

半年前の自分は
卒業するのが怖くて

怖くて
独りぼっちになったら

なにもできないと
思っていたけれど

今なら何でもできる
できる気がするんだ


誰も居ない校舎の下で
好きだよって言われた君に

私も──
でもね、ごめんなさい

っていえた私は
気持ちを伝えられて

自信がついたんだ
でもねまだ君のことは

"I love you"

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

──Graduation





リンに卒業ソングを唄ってもらいたいなぁ・・・

閲覧数:51

投稿日:2010/02/26 19:51:47

文字数:705文字

カテゴリ:歌詞

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