■『9ravity』


君に言った最後の言葉『アイシテル』と『サヨウナラ』
を合わせた言葉が見つからなくて云うのを躊躇ったんだ

ただのごっこ遊びと言われ 嗤われて叱られた
すぐに「結婚しよう」と口にして、自分の幼さに

抑えつけられてしまうけど、言葉が宙を舞う
昔の生傷に蓋をして、ただの笑い話にした

gravity 少し背伸びして
gravity 見ない振りして
gravity また恋して
gravity また君に


君と泣いた最後の冬に『ダイキライ』と『ゴメンネ。』を
口に出来なくて黙りこむ、私を叱りたくて

人に言われて背筋を伸ばす 自信もなく俯いては
冷えた口先から縛る音 アナタの言葉だけで

押さえつけられてしまうけど、想いは空のまま
潤んだ眼差しに背を向けて、ただの道標に


二人の仲だけでは 愛してたのはアナタ
失って初めて気づいた 居なく無ったのはアナタ、でも


限られた時の中、アナタは世を生きた


gravity 使い切った言葉
gravity 今は届かない
gravity 冷え切った指を
gravity 温めて離す

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

9ravity

お別れの歌です。

なんとなーく病室でのやりとり(?)をイメージしております。

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投稿日:2012/08/02 02:26:38

文字数:479文字

カテゴリ:歌詞

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