たくさんの思い出を
作れるはずの夏が
尽く台無しに
されて消えていく
夏真っ盛りの中
ドライブの日の朝に
父からの放たれた
一言がぶち壊した
僕の持ってたポケットマネーは
僕を満たさずに無駄に消えてく
もう二度とこんな貴重な機会
訪れはしない
その前日には
プリンターが壊れ
不幸の連鎖は
止まること知らず
暑さを極めた
夏は凍てついた
思い出作りが
絶望に染まっていく
*
それから二週間後
帰宅した僕の目に
動かなくなっていた
父が映ってた
慌てて救急車を
呼んで搬送したら
致命的にも近い
現実突き付けられた
僕は今まで何度も念押し
食べたらすぐに寝るなとも言った
これじゃ何度念押しても無駄
僕は何なんだ!?
僕にできること
尽くしたところで
最後は結局
僕の責任か!?
消費期限さえ
気をつけさせても
聞いてくれないよ
僕は何者なんだよ!?
* *
僕の母はいつも
ネガティブすぎる思考
入院した父のこと
絶望いっぱいに
僕に聞かせつける
訊いてもいないのに
前向きに宥めても
全然聞いてくれない
天井からの水滴のような音
無駄に何度も僕に責め当たる
僕にどうしろというんだよ!?
答えも聞かずに
何でも言うことを
聞いてくれる息子チャン
僕はそんなんじゃない
いい加減にして!
結局すべては
僕のせいなんだ
思い出を作る
夏は凍てついた夏へ
★I am Sorry for Being Born
It is Enough to Burn Such a House
Then Jump off the Rooftop of Skyscraper
It was Possessed by the Spirit of our Ancestors
(★repeat)
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