存在証明希望論
aメロ①
こんな甘い問題がわかんないんじゃきっと
この問いは到底無理だろうね
「わかんないよ」ってつまんない教科書ひらいて
bメロ①
木の下に転がってるリンゴ手にとって食べようとしてる影を掴み取って
きっときっと アレは一体なんだったんでしょうか

サビ①
君のことなんてわかりゃしないよ
愛想笑いもそろそろやめた
毒リンゴかじったあと小さく笑う
差し出された手を払いながらまた誰かが崩れ落ちそうで



aメロ②
未来予知ができるなんて 全く笑える冗談だ
君との未来予想図を思い浮かべたくて
「面白いね」って微笑む仕草は変わってなくて
bメロ②
木の下に転がってるリンゴ手にとって食べようとしてる影を掴み取って
きっときっと アレは一体なんだったんでしょうか

サビ②
君のことなんてわかりゃしないよ
嗚呼違うな 分かろうとしてなかったな
毒リンゴかじったあと無邪気に笑う
差し出された手を払いながらまた君が崩れ落ちそうで






cメロ
違うんだ違うんだ 何もかも
わかんないのは自分じゃないか
何度も何度も見た光景を見る必要なんてもうないんだよ
全ての術は使い果たしたけれど
手に持つ毒リンゴ噛んで
「これが最後の役割だ」 ってね

最終サビ
僕のことなんてわかりゃしないよ
愛想笑いもそろそろやめた
毒リンゴかじったあと小さく笑う
差し出された手を握り
「ありがとう」って呟いた