閉じたノートに隠しごとが1つ
誰にも話さない秘密の歌
書き連ねてはまた閉じ込めていた
恥ずかしいくらいに素直な言葉
かつて夢にみてた恋だとか
ずっと願っている憧れだとか
全て詰め込んだ箱庭で
気づいてくれることを待っている
「外の世界はとても怖いから飛び出していくなんてできないよ」
心の中の鍵を放り投げた、誰か拾って開けてくれないか
見るのも嫌になってしまうくらいの
僕を苦しめるものはいらないよ
欲しいのは同情も嘘もない
どこか誰かの望む声
♪♪♪
閉じたノートに隠しごとは2つ
たしかに芽生えはじめた想いが
温度のない心に灯ってく
光、温もりも知らないくせに
「外の世界はとても怖いけど飛び出してみたいなんて願いはじめた」
でも無理だった、所詮自分の力では
声をあげることもできない
夢に描いて書き連ねた歌に
込めた物語はここには来ない
欲しいのは欲望も争いもない
どこか誰かの笑い声
そもそも身のほど知らずだった
それでも誰かに見つけてほしかった
♯♯♯
どれほど強い願いを歌にしても
このままじゃ届くことはないと知る
欲しいのは想いでも繋がりでもない
地につくための身体だった
僕に手を差し伸べてくれる人の
手をすりぬけてしまうこの身が憎い
想いなど届かなくともいいから
触れて確かめてみたかった
抱きしめてもらいたかった
その袖に手を通したかった
… |
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たったひとつの祈りごと
当たり前のこともそれを願うことも許されないような初音ミクの曲です
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