柳の枝が揺れる
祇園の宴は盃に

無事を祝うは浮世の花
祭りや太鼓の宵明りや
果たされることはない
雨になる日もあるが
春の便りを待ち焦がれる
浴衣姿を見送る人よ
忘れたい事はない
旅を続ける者よ

縁日に袖を引く
秋も待たずに去られて
桜は散る間際に
もう一度逢いたい
其の名を待ち焦がれ

過ぎ去った日々を数えて
鷹の夢を語る人よ
蛍の灯りを頼りに
季節の流れを辿って
通り過ぎて行く人
知らず知らず行き交う人

眼に映るものは幻か
鬼灯の光を探している
木枯らしは吹く間に
雪になる日もあるが

縁日に袖を引く
思い通りにならない
桜は散る間際に
もう一度逢いたい
其の名を待ち焦がれ

過ぎ去った日々を数えて
鷹の夢を語る人よ
蛍の灯りを頼りに
季節の流れを辿って
通り過ぎて行く人

愛しくなる時まで踊り続けよう
旅立ちの時まで踊り続けよう
炎の灯りを照らし続けよう
命の灯りを照らし続けよう
来年もいつかまた巡り会える日を
約束の時まで踊り続けよう
炎の灯りを照らし続けよう
命の灯りを照らし続けよう

柳の枝が揺れる
浮かれの宴は盃に
音色を奏でながら
奇跡の訪れを告げて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

季節待つ席

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投稿日:2022/02/26 21:48:12

文字数:493文字

カテゴリ:歌詞

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