古ぼけた町の歩道橋 手すりには触れず
スキップでかけ昇るのさ 青空に向かって
スーツケースを振り回し 鼻歌交じりに
コンクリートの国道を 横切る昼下がり
虹と雲が奏でるメロディー 鼻先の未来を予感しながら
錆びたフェンスよじ登って 見つめてた景色の先に
どんなことがあるか ただそれだけを知りたい
息をしない生き物には もう二度と戻れないけど
積み上げた時間を抱いて 明日を繋ぐんだ
拗ねたフリして寝ていた あの日に覚えた
歌い方と息の仕方 全部を抱えて
靴ひも締めて走りだそうぜ
クレヨンで描かれた五線譜を着て
捨てタバコと飛行機雲 モノクロの世界の中で
見落とされた光 それは好気性生物
息をしない生き物には 戻れない構いやしない
積み上げた時間を抱いて 明日を繋ぐんだ
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