ジャケット

なぜか消えない想いが 僕の心を焼いてゆく




夏の少し前 何気ない言葉から始まった奇跡

だけど狂ってゆく理性 その振幅は

君と歩いた帰り道 初めての事で

夢がうつつかざわめいた

君と繋がる一つの線 感じられたのは絶望ではなくて

僕の心に安心を与えてくれた





秋の始め 仮の理想を振りかざす 

賑やかな通り道 葛藤と迷いの中で

君に揺らいだ秋の風 重なる気持ちを乗り越えて

気づけばそこに現れた

思い通りには行かずとも 繰り返す衝動は

僕の心の渇きを潤していた





秋の終わり 日差し優しい晴れた日に

和んでたその時が 突然の出来事を起こす

君に聞かれた言葉(ことのは)は 静かだけれども

鮮明に僕の心に焼き付いた

一つの線での繋がりは 儚くて脆くても

僕の心の間隙(すきま)を塗りつぶしてた







冬が終わる頃 気がつけば自覚していた不可思議な感情

なのにまどろんでいた意識 その交点は

君と二人だけの時間 わずかだったけど

胸にしたたか抱かれた

揺らぐ視線と一つの式 感じられたのは孤独ではなくて

僕の心の面影を打ち消していた






出会えただけでよかったのに 結ばれたいと願ってしまって

春を迎えた空の下 伝えられた結論は

君が知らないことが唯一の 悲しい救いだった

悲しい救いだった

00:00 / 08:19

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

君が好きだった事を君は知らない

人生2度目の失恋をモチーフに作りました。

曲もタイトルも長い、これを作った自分を呪いたくなるような作品です。

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投稿日:2020/07/04 13:02:08

長さ:08:19

ファイルサイズ:9.5MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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