ゆらゆりら ゆりかご揺られて海のかけら
思い出も うたかたへ さまよい深海に眠る
ラブカのゆめ
とぅるりるら 温もりもとどかぬ透けた森で
からだから うたかたへ さまよい深海になる
あの日みた 神様のたてがみ
いとおし 最愛の海
ひかりなく泣いた夜 夢を見たんだ
その腕のぬくもり 子守歌をきいた
巡りゆくならば また きみを愛するよ
うろこを羽織り 泳いでゆくからだ
ゆらゆりら ゆりかごたゆたう くろい闇で
透明な肋骨から きこえる深海のうた
あの日みた 神様のたてがみ
いとおし 最愛の海
かえらずの砂の城 あたためたいの
あの腕に抱えた 子守歌の花弁
巡りゆくならば また きみを愛するよ
うたかたの森 泳いでゆくさかな
どこにいるの?
幾億の時を越え脈うつ古代魚
目を覚ます
音もなく凪いだ夜 夢を見ていた
その胸に抱かれて 子守歌をきいた
巡りゆくならば また 愛しておくれ
螺旋をほどく指先
眠らぬまぶたで夢を見た
すべてがうたうあたたかな心音 子守歌にも似た
巡りゆくならば また きみを愛するよ
いまはただ髪をなでて
おやすみを
ひそやかに うたわれた
別れのための子守歌
海を巡る うた
ゆめみるラブカ
曲募集中
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とち-music boxさんへの応募作でした。
http://piapro.jp/t/LZ9-
うしなわれたものは海へとかえり
ふたたび目をあけるための眠りにつく。
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