不意打ちに沈んでいく くだらない昨日の涙さえ
抱えて立ち尽くす日々
耳打ちでかすかに触れた 終幕の気配に戸惑って
俯いた

明日をどんなに望んで目を醒ましても
そこは今日でしかなくて 景色が少しだけ滲む
触れられない 世界に手を伸ばし続けようか
君が笑うなら

君の呼吸が今日も続くように
僕の鼓動が途絶えないように
生きている今を抱き締められますように
僕らのこれからがどうなるとしても 歩いて行くさ

舌打ちが告げた夜明け
深淵に寄り添ったままで 薄氷を踏んだ
相槌と君で綱渡り
揺籃から墓場までを 揺らし 眠ろう


最果てへ その先へ ひたすらに たゆまずに
道の無い未知を行く ふたり
今日でさえ通過点 明日にはならないこと
忘れていたんだ 忘れたかったんだ

シロツメクサ 冠をつくろう
あの日あの時の 僕らのように
ふたりにどうか道標を
ふたりのこれからが輝くように
ねぇ 僕が 君が ふたりが

繋いだ手は今日もあたたかくて
ふたつぶんの鼓動が聴こえて
生きている 生きていく意味を探していく
君のこれからに名前をつけた
「アイノウ、愛を」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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Near Future

いきるって、むつかしいよ。


─それでも僕は愛を知る。それでも未来で君を待つ。

閲覧数:95

投稿日:2010/07/11 21:40:42

文字数:508文字

カテゴリ:歌詞

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