(1A)
だれからもすかれるまじめなこ
きりつとあんもくのりょうかいを
うまくつかいわけて

つくりわらいですべてをかわし
ひはんひひょうなんてとどかない
わたしのこころには


(Bメロ)
ながいことかぶりつづけた
たいしゃかいようのかめん
ぶあつくかたくへいめんな
そのかめんはわたしころす

ながくかぶりつづけたせい
いつしかかめんがじぶんの
かおとなりかわっていた
それでもかまわないかなと
おもっているわたしがいる

(サビ)
ほんねをかくしつづけて
いつしかほんねがきえた
じがをうしなったわたしは
そうからっぽのにんぎょう

だれかのつくりあげた
かめんにすべてをゆだね

こころがきえるのを
ひとりみないふりをした


(2A)
からっぽのこころですごすひび
おなじめをしたりんじんと
はいいろのそらみた

つくりわらいだけがじょうたつし
かんどうとかなしみのちがいすら
わからなくなっていた


(2B)
ながくかぶっていたかめん
ぬぎすてるゆうきもなくて
かめんをはずしたときに
みえるせかいはなにいろだろう

みらいをきたいするよりも
げんじょうをいじすること
そのほうがだいじになって
わたしはきょうもかめんを
かぶりつづけている


(2S)
じぶんでせかいをかえるき
なんてさらさらなくて
じがのさいせいをみずから
つぶしてからっぽにもどす

きずつけないように
きずつけられないように

こころをからにいれて
なんどもふみつけわった


(1S)
ほんねをかくしつづけて
いつしかほんねがきえた
じがをうしなったわたしは
そうからっぽのにんぎょう

だれかのつくりあげた
かめんにすべてをゆだね

こころがきえるのを
ひとりみないふりをした

★★★★★★★★★★★★★★★★★★

(1A)
誰からも好かれる真面目な子
規律と暗黙の了解を
うまく使い分けて

作り笑いで全てをかわし
批判批評なんて届かない
私の心には


(1B)
長い事被り続けた
対社会用の仮面
分厚く硬く平面な
その仮面は私を殺す

長く被り続けた所為
いつしか仮面が自分の
顔と成り代わっていた
それでも構わないかな、と
思っている私がいる


(1S)
本音を隠し続けて
いつしか本音が消えた
自我を失った私は
そう 空っぽの人形

誰かの作り上げた
仮面に全てをゆだね

心が消えるのを
ひとり みないふりをした


(2A)
空っぽの心で過ごす日々
同じ目をした隣人と
灰色の空 見た

作り笑いだけが上達し
「カンドウ」と「カナシミ」の違いすら
分からなくなっていた


(2B)
長く被っていた 仮面
脱ぎ捨てる勇気もなくて
仮面をはずした時に
見える世界は何色だろう

未来を期待するよりも
減所を維持すこと
そのほうが大事になって
私は今日も仮面を
被り続けている


(2S)
自分で世界を変える気
なんて更々なくて
自我の再生を自ら
潰して空っぽにもどす

傷つけないように
傷つけられないように

心を殻に入れて
何度も踏みつけて割った


(1S)
本音を隠し続けて
いつしか本音が消えた
自我を失った私は
そう 空っぽの人形

誰かの作り上げた
仮面に全てをゆだね

心が消えるのを
ひとり みないふりをした


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ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

仮面

人と付き合う為に被っていた仮面。
いつからか仮面を被ることが当たり前になって
本音を言う事が怖くなった。
そして本音があることが怖くなった。
だっていつしか本音が仮面を壊してしまうかもしれないから。
私は仮面を外したくない。
仮面を被っていれば私は傷つかない。
批判や悪口は私に対してではなく、私の被っている仮面に対してだから。
だから私は傷つかない。
だから私は仮面を外したくない。

閲覧数:43

投稿日:2011/03/06 06:24:13

文字数:1,411文字

カテゴリ:歌詞

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