道端で見たよね
色とりどりの花
毎日変わる表情(かお)
今でも愛しい

朝陽がのぼりだし
花が顔を向けて
わたしは
あなたが好きだった空見る

青い空めがけて
手を伸ばしてみたけれど
掴めそうで掴めない
太陽みたいなあなた
優しく大きな手
過ぎた時間すら戻し
ふたりの心をもう離さない

あの日に交わした約束でさえも
黙って青空の上に攫ってくの?
あなたが託した”想い“ならここに
確かにわたしの心に残っているから

鳥籠から翔る
蒼い鳥みたいに
縛られないでいて
あなたはそう言う

一度は空を舞う
久遠(くおん)の記憶たち
ふたりで見上げてた
星空が笑う

背中あわせふたり
北と南を向いても
蒼い鳥は飛び立てず
“想い”を糧に生きている
絆でつながった
あなたがもういないなら
何を理由に生きていけばいい?

いたずらに伸びた影法師ひとつ
“あなた”という名の
防波堤に守られ
「ありがとう」すらも
わたしは言えずに
指を絡ませて
深く眠りについてゆく

やがて記憶は消えていくのだろうか
手の温もりすら
あなたの声ですら
ふたり笑いあった事ですら
わたしは瞳を閉じて
心に現像してゆく
忘れないように
消えないように

ふたりで映った夕焼けの写真
青空じゃなくても
とても綺麗だった
あなたが見る
この蒼く広い世界
振り向かなくていい
わたしも連れていって欲しい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

tsu-ba-sa【歌詞応募】

Na-Mさんの楽曲に作詞させて頂きました!
http://piapro.jp/t/TaMr

亡くなってしまった大切な人への想いを綴った歌詞に仕上げました。
「蒼い鳥」「空」「鳥籠」などを組み合わせ、
自由になれるにもかかわらず、
縛られている様を表現しました。

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後で音と歌詞合わせがわかりづらい部分をピックアップします。


わたしは
あなたが好きだった空見る →
わ / た / し / は / あ / な / た / が / す
き / だ / あっ / た / そ / ら / み / る


太陽みたいなあなた →
た / い / よ / お / う / み / た / い / な / あ / な / た


黙って →
だ / ま / あっ / て


攫ってくの? →
さ / ら / あっ / て / く / の


残っているから →
の / こ / おっ / て / い / る / か / ら


絆でつながった →
き / ず / な / で / つ / な / が / あっ / た


消えないように →
き / え / な / い / よう / に


ふたりで映った →
ふ / た / り / で / う / つ / うっ / た


青空じゃなくても
とても綺麗だった →
あ / お / ぞ / ら / じゃ / な / く / て /
も / と / て / も / き / れ / い / だ / あっ / た


あなたが見る
この蒼く広い世界 →
あ / な / た / が / み / る / こ / の /
あ / お / く / ひ / ろーい / せ / か / い

閲覧数:308

投稿日:2014/03/30 12:34:26

文字数:586文字

カテゴリ:歌詞

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