母が呼ぶ 君の名を 私は聞く 蒼の城で
時は満ち 往くのだろう 腕の中へ 君の魂
思い出す遥かあの日 ここへ迷い込んだ君
私の姿映す 蒼の瞳 揺らめいてる
出会うことないはずの 君と言葉 交わした夜
同じ時を生きること それは叶わないけれど
今 最後の時見送りながら
君に贈ろう 私たちの詩(うた)
"私たちはそう 月のフェテュス
世界の愛を知るため生まれた
透明な羽 煌めいて
自由に空を舞う
あなたの腕の中へと
いつかまた還る時がくるから
その時まで謳(うた)いましょう
絆の誓いを
幸せ紡いで 私のファミーユ
魂分け合う 私のファミーユ"
奪われた 無垢な羽 地に落とされ 空見上げる
ひと時の 魂に 意味はあるか 問いかけてた
飛ぶことをやめて どこまでも駆ける
その両の足は まるで大地を舞う羽のよう
異なる世界で 共に生きている
私は輝きを知る 君たちの魂の
同じ時を生きること それは叶わないけれど
いつかまた巡り合うこと信じて
君に贈ろう 私たちの詩(うた)
"私たちはそう 月のフェテュス
一つ一つが尊い輝き
この心に芽吹くだろう
幸福の大樹
あなたのぬくもりの中
眠る時訪れるその前に
約束を交わしましょう
会えないとしても 繋がっていると
幸せ紡いで 私のファミーユ
魂分け合う 私のファミーユ"
月のフェテュス
設定としては、
エルフと人間が生きている世界。
人間にはエルフは見えない。
そんな中"私"はなぜかエルフを見ることができる"君"と出会う。
エルフが持つような羽を持っていない人間を"私"は見下していたけれど、"君"との交流で人間の良さを知る。
時が経ってエルフと人間の寿命の違いで"君"は亡くなってしまう。
仲良くなった"君"、空へ還る"君"の魂へ向け
エフルが仲間のために歌う歌を贈る(" "の部分)
…というような感じです。
私…エルフ
君、蒼の瞳、君たち…人間
母、あなた…月
分かりにくそうなところを…
・母が呼ぶ~…月が呼んでいる→空へ還る→亡くなる
・奪われた無垢な羽~…エルフたちがもっている羽を人間はもっていない
→人間に対する"私"の考えって感じです
ここは"君"と出会う前のことを歌っています
「愛を語るための言葉」というのがいいなと思い
エルフの詩の中に少しフランス語を入れています
フェテュス…胎児
ファミーユ…家族
私たちは皆月の子どもで家族だよって感じです。
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