滲んだ藍に_inst_2mix

滲んだ藍に bpm220

歌詞

見上げた木の間から 差した光が
目に沁みて翳した 眩しすぎるね
明日も晴れるかな 空は藍色に染まった
涼風で揺らいだ 木漏れ日の影
響いた囀りが 耳を潤す
捨てた夢を見てた 忘れられずに
あの日の約束も

吐き捨てた言葉 胸に刺さる一言が
辛いから 痛いから 耳を塞いだ
知りたくもないから 見ないフリをした
全部解っていたけど

零れた世界に 光る涙はそっと
触れられない藍に手を伸ばす 溢れた思いが
届かない声で歌う 哀は透けて
誰も気づかないままで
あの空に 溶けて 行く

小さな空いた穴 埋められないまま
傷跡をなぞって 感傷していた
雨上がりの空が 街を照らして
揺らいだ心象を描いてた

隠した本音を どこにも吐き出せないまま
怖いから 臆病で 口を塞いだ
遠ざかる君の 震えた「さよなら」に
息を詰まらせて涸れた

曖昧で未完成な 僕らだからきっと
叶わない夢を見続けている 藍に手を伸ばして
霞んでいく世界に 変われないで
独り縋り泣いている 消えないように

淡く咲き澄んだ幻想に 笑う君の影が浮かんだ
分からないまま 解ろうとせず
目を逸らしていた
荒んだ心に触れた藍は染めていく
真っ白な僕の空を

零れた世界に 光る涙はそっと
褪せた記憶に色を付けてく 忘れないように
届かない声で歌う 哀は透けて
誰も気づかないままで
あの空に溶けて

言葉にできない感情が僕を
苦しめ続けてもう耐えられないなって
滲み始めていた藍に君と同じように
「サヨナラ」をしようか

届かないまま