最恋

最恋

落ちるような恋だった
叫ぶような愛だった
もがくような渦の中
何も見ないふりをした

痛むような恋だった
歪むような愛だった
嘆くような日々の中
手と手 固く繋いでた


縋るか細い君の手を
守れる僕になりたかったはずなのに
気持ちがあれば
どんな柵も越えて行ける気がしてた

どこで間違ったかな

落ちるような恋だった
叫ぶような愛だった
もがくような渦の中
何も見ないふりをした

君が好きで手放した
別れ告げた暗闇を
二人泣いたあの部屋を
今でも忘れられない


すべて認めぬ大人達
見返す僕の理想は打ち崩されて
行く手を阻む
高い柵が竦む足を笑ってた


痛むような恋だった
歪むような愛だった
嘆くような日々の中
手と手 固く繋いでた

君に惹かれ始まった
想い告げた高鳴りを
二人交わす口付けを
いつか忘れていくのか

眩むような恋をした
包むように愛してた
花のような君のこと
祈るように抱きしめた

夢のような時間でした
二人ここでさよならだ
君の進む道のりが
幸せでありますように

(落ちるような恋でした
叫ぶような愛でした
裂けるような恋でした
壊すような愛でした

痛むような恋でした
歪むような愛でした
狂うような恋でした
誇るような愛でした)