1A
左に座す天使の
白い百合の花影
躊躇いも奪われて
宿る命

聖なる星瞬く
ベツレヘムの宵闇
馬小屋に生まれ落つ
救世主は

1B
喜びも苦しみもまだ知らずに
飼い葉桶で眠る 幼子

1S
天と地との狭間に惑う人の子らの
罪を贖い還る鳥となれ
羊飼いが合わせた両手から放つ
祈りよ風に吹かれて鳴り響け

2A
祝福を携えた
東方の三博士
贈られた没薬の
予兆が降る

ヘロデ王を苛む
弱き者の恐れが
エレミヤの預言へと
時を刻む

2B
憎しみも憐れみもまだ知らずに
微笑みを浮かべた 幼子

2S
海を割った奇蹟も過ぎ去りし契約
混沌の渦を泳ぎ越えてゆけ
流れ着いたナザレの水辺に生い立つ
青い葦はゆるやかに伸びてゆく

C
エデンから追われ幾歳を
嘆き暮らしてきただろう
赦しを求めて仰ぎ見る
雲の彼方には愛があるの?

3B
災厄も幸福もただ等しく
人に与えられた 幼子

3S
天と地との狭間に惑う人の子らの
罪を贖い還る鳥となれ
十字架に残した物語の跡が
いつか誰かを救う日も来るだろう


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=読み方と発音=
(字足らずは母音で埋めています。小さいつも母音です)
(【  】内は1音に2文字をつめています)

1A
ひだりにざすてんしの
しろいゆりのはなかげ
ためらいもうばわれて
やどるいのち

せいなるほしまたたく
ベツレヘムのよいやみ
うまごやにうまれおつ
きゅうせいしゅワ

1B
よろこびもくるしみもまだしらずに
かいばおけでねむる おさなご

1S
てんとちとのはざまにまどウひとのこらの
つみをあがないかえるとりイとオなれ
ひつじ【かい】があわせたりょオてからはなつ
いのりよかぜにふかれてなりひイびけ

2A
しゅくふくをたずさえた
とオほオのさんはかせ
おくられたもつやくの
よちょオがふる

ヘロデおオをさいなむ
よわきもののおそれが
エレミヤのよげんエと
ときをきざむ

2B
にくしみもあわれみもまだしらずに
ほほえみをうかべた おさなご

2S
うみをわアたきせきもすぎさりしけいやく
こんとんのうずをおよぎこえてエゆけ
ながれ【つい】たナザレのみずべエにおいたつ
あおいあしワゆるやかにのびてエゆく

C
エデンからおわれいくとせを
なげきくらしてきただろオ
ゆるしをもとめてあおぎみる
くものかなたにワあい【があ】るの?

3B
さいやくもこオふくもただひとしく
ひとにあたえられた おさなご

3S
てんとちとのはざまにまどウひとのこらの
つみをあがないかえるとりイとオなれ
じゅウじかにのこした【もの】がたりのあとが
いつかだれかをすくうひもオくるだろ(う、は省略)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

ヨシュア

MEGKENさんの作品の歌詞募集への応募用。

閲覧数:149

投稿日:2017/09/14 11:56:30

文字数:1,161文字

カテゴリ:歌詞

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