君の足が重いのは 枷のせいじゃなくて、
帰りを待ってる わたしの引力。
君が下を向くのは 未来を見たくないから?
靴についた泥が 気になるんだね。
横になってごらん。私はいつもそばで、
君の心をぜんぶ、聞いているよ。
海も街も君より、大きすぎるけれど、
私だけはおんなじサイズでいたい。
外の世界は嫌?
でも今は、いいよ。
君の声が出なくても 言葉はあるんだ、
ただ大きすぎて 出れないだけ。
君が今日世界から 逃げ損ねたとき、
流れた涙は しょっぱかったね。
目を瞑ってごらん...
君が、「離れたくない」って言うから。
わたしもずっとそうしていたいけど。
君はそのうち突然立ち上がって、
「行かなきゃ」って言うんだ。
そして君はいつも服を着替えて、
しおれて猫背で帰ってきて、
ぐちゃぐちゃになった顔をわたしに押し付けて、
しばらくしたら力と息がだんだん弱くなって、
眠たくないけど、寝たいんだね。
いいよ。今はおやすみ。
悪魔の囁き?
でも今は、
いいよね。
横になってごらん。私はいつもそばで、
君の心をぜんぶ、聞いているよ。
今日もダメな日で、昨日ももっと前も。
最後うまくいくよ、君はダメじゃない。
「おやすみ、」「おやすみ。」
今日は終わる。
わたしたちの愛が、届きますように。
明日はいきましょ。
でも今は、
いいよ。
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