『走馬灯』
作詞：ぼやきP


貴方は今、幸せですか？疲れていませんか？
何も無くなってしまえばなんて言う…
それでも毎日を走り　叫ぶ愛を…

人は　ただ産まれて死んでゆく　僅かな時間に
限られた時間　微かな力　何も出来ずに

何のために生きてるの？消えてしまっても同じなの？
必要ともされずに　ただ虚しい日々

生まれ変わる事願っても　決意できずに
もう朝なんて来なければ　どんなに楽だろう？

この雲ひとつ無い　空は眩しく
それでも晴れぬ　心の闇

この星の下　望まぬ容ぬ生まれ
耐えてきた　ひたすら　何も無い　空白の時間
時々自分を奮い立たせては解いてきたけど
意味も無い妄想に　解き放つ力は無くて

それでも小さな幸せが　たまには訪れる
結婚して娘産まれた　人生の絶頂期
今がずっと先まで続けばいいなと
思うけど現実はうまくいかないの…

貴方は今、幸せですか？嘆いていませんか？
全て壊れてしまえばなんて言う…
それでも毎日を走り　叫ぶ　生きる意味を…

人は何をするために産まれる？
なんて事考えても答えは出ないから…

子丑寅卯辰巳全ての生き物は
元素の集まり塊　化学工場
命という性質を　ただ示してるだけ…

ロウソク燃え尽き後の夜　見てもいないと
幾重にも分るる滝　齟齬を呈して

己の投げ出そうとしているそれを　渇望する人も居るのに
何故こんなにも高い壁　望んでもどんな代価やどんな名誉でも手に入らない

幻なのに何故苦しいの？幻なのに何故悲しいの？
嘘と現実の狭間で彷徨う魂　永遠に救われる事なく…

私はもう　この世に思い残す事はない
今すぐ　何も無い世界へ飛び出そう
この広い海を自由に泳ぐクジラたちは
明日を勝ち取る事さえも…

遥かな彼方続く　空に飛び出して
この星を見下ろす　全てなんて些細な事だろう…
明日はきっと来ない　空に飲み込まれて
このまま　全てが　消えてなくなれ…

ここは暗く冷たい世界…