相反した感情論と合理主義の狭間で、悲しみを盾にして今日も歩くの。
散った花なら、消えてくだけなのに、拾いたくなる。自分のようで。
夢の中なら、惨めさも感じないのに、外に出たなら、感情が苛んでくる。
分かってるんだ。理想的な行動は、周囲に溶け込むこと。でも、口が言うことを聞かないから。
相反した感情論は私を攻撃的にして、周囲を傷つけていくの、自分と一緒に。
抑えられない感情と冷静な計算の結果、反抗的な口が開く。うるさいスピーカー。
大人しかったら、友達も横にいて、笑い合えるの? 昔みたいに?
一人きりなら、煩わしさは感じないけど、寂しくなるの。身勝手な心の中。
分かってないんだ。理想的関係なんて、絵空事世迷言なの。でも、心が求めてしまうから。
相反した理想論が私を子供っぽくしていく。大人になれない私は、厄介者ね。
抑えられない我儘か。それとも理想の行動か。孤立は深まっていくばかり。邪魔なスピーカー。
分かってるの。悪いのは私だってこと。
分かってなかったの。独りがこんなに辛いってこと。
積み重なったエゴと言い訳に、
反省した心の内は、青く透明に澄んでいて、呼吸もしやすくなったの。これで私も、普通に近づけるのかな。友達もできるのかな。そんなこと考えていても、苛立ちは、募っていく。
抑えられない感情が私の口を動かしていく。対立してばっかの私は、反抗性スピーカー。
反省なんて必要なかった。言いたこと言って生きるの。自分を殺すくらいなら、周りを潰す。
友達がいない? それで結構。孤立している? それがどうした? やりたいようにやってやるさ。それが私よ。
相反した感情論と合理主義の狭間で、前を睨んで歩いてく。私は、反抗性スピーカー。
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